Wood
木材について
木材は上質な天然木を厳選しており、その中から更に良質な部分のみを使用しています。
また、反れたり割れたりしないように乾燥をくり返し、日本の気候に最も適した状態に調整しています。
マルケイが使っている木材
ウォールナット
クルミ科 落葉広葉樹。北アメリカに生育。銃床や時計など精巧な器具材や、高級車の内装にも使われる高級材です。暗い褐色で磨き込むと特有の色とともに艶と光沢を増し、渋い色に変わり、落ち着いた威厳と優雅な雰囲気をかもし出します。
ホワイトアッシュ
モクセイ科 落葉広葉樹。北アメリカに生育。色が白くきれいでとても木味がよい材です。木理は通直で簡単に曲げることができ、衝撃にも強いという特性を備えています。川沿いの低地で生育したアッシュは軽くて柔らかく、高地で生育したアッシュは成長が遅いため重く堅いという特徴があり、家具のほかにハンドルやバットにも使われています。
ブラックチェリー
バラ科 広葉樹。木質はやや軽軟で加工は容易。木肌は緻密で表面の仕上がりは美しい。心材は耐久性があるが、辺材は虫害に弱い。乾燥はかなり速いが、収縮率はやや高い。 材面に、樹脂痕による黒い斑点や筋状の模様が入るのが特徴で、これを「ガムポケット」と呼ぶ。
ナラ
ブナ科 落葉広葉樹。北海道から本州・四国・九州にかけて生育。柾目面の斑(ふ)と呼ばれる模様が入るのが特徴です。特に斑が大きく虎の毛のような斑点模様に見えるものを虎斑(とらふ)と言い、希少素材とされています。
ハードメープル
カエデ科 落葉広葉樹。カナダ・アメリカ北東部に生育。緻密で狂いが少なく衝撃に強い材質です。棚物家具に使われたり、ボーリング場の床などに使用されています。材は時間がたつとメープル独特の美しい飴色に変化します。
アルダー
カバノキ科 広葉樹。太平洋の北西海岸やヨーロッパーに生育。広葉樹にしては比較的柔らかい材で、加工性には優れる。特にロクロ加工に適す。 乾燥は速く、材の安定性は良好。しかし、保存性は低い。材面はブラックチェリーに似るが木肌が少し粗い。
桐
ゴマノハグサ科 落葉樹。北海道南部から南の各地に生育。福島県の会津桐や岩手県の南部桐などが有名です。日本産の木材の中でも最も軽軟で湿気を通さず燃えにくいという特徴があります。その性質を活かして、昔から家具の材として使われているほかにも金庫の内箱や下駄浮子などいろいろな用途で使われています。
ホワイトオーク
ブナ科 落葉広葉樹。北アメリカに生育。適度に堅く、強度・耐久性に優れ、収縮が小さく、液体を通し辛い性質をもつため、ウィスキーの樽にも使われています。ヨーロッパではオークは”キング・オブ・ザ・フォレスト(森の王様)”と呼ばれています。